2021/12/10 18:21
職業柄、趣味柄、自転車にまつわることはできるだけ試すようにしているのですが、一つはっきりと避けているものがあります。
「エアロワンピース」
上下つながったサイクルウェアーです。レスリングの選手のようなあれです。ちびで胴長短足というコンプレックスのある自分には、あんなのシュッとした人にしかに似合わないと、避けていました。
しかしシクロクロス。初めてエントリーしてからもう10年以上。C3→C2→C3→C2→M3→M2と渡り歩き、2年前にM1に昇格したものの、どうせすぐに降格になるだろうと思っていましたが、意外や意外。近年の身体の開発も進み、そこそこ走れています。半数以上エントリーしてけがさえしなければ、すぐに降格することはないだろうという手ごたえを感じられるようになってきました。
となると、人生初の「ワンピース」に袖を通してみても良いのではないか? いや、一度は着てみたい。体重も一時60kgちょいまで増えて、腰回りの肉がけっこう摘まめることがありましたが、最近は学生時代とほぼ変わらない58g前後を無理せずキープできております。M1の選手たちを見ても、結構な割合でワンピース。今思い立ったのが、ラストチャンスに違いない。
注文先は、パールイズミ、チャンピオンシステム、ウェイブワン、サンボルト等々ありますが、そこは迷わずサンボルトさん。そりゃ大阪が誇る、サイクルウェアーブランドですから。
オーダーワンピースのページを見ると、なんと15種類ものワンピースが。一体どれ?
とはいえ、今回の目的は、明確です。シクロクロスです。迷いません。2011-2015シクロクロス全日本選手権を5連覇した竹之内悠選手の監修・テストで開発された「S-RIDE クロスワンピース」に即決。
次はデザインです。シンプルにイワプッチサイクルのロゴのみとします。ゼッケンをつける腰と腕にデザインが被らないように。まだ直前までマスク着用が必要なので、オプションのバックポケットは必須です。近所を走ることがあるかもしれませんし。自転車はブルーなので、ブルーを基調に、差し色にイエローとオレンジ。岩をイメージしたテクスチャーをかぶせました。
そしてできたのが、これ。
何より重要なのは、関西シクロクロスのカメラマンさんに撮ってもらうこと。そして、大量の写真の中から容易に見つけられること。
出来上がりが楽しみです。2022年最初のレースに間に合うといいな。